Mountain Endurance Life

Mountain Endurance Life

自転車でエンデュランスライフ

ロードバイク - スズカエンデューロ4時間チーム

11/12

スズカ8時間エンデューロの4時間チームの部に参戦してきた。

 

8月のお盆前後だったか出場のお誘いをいただく。故障した臀部の状態がようやく上向きだしたところでとても3ヵ月後のレースに出られる状態じゃなかったが、なぜかその日は昼から酔っ払っていたのと飲み会常連メンバー同士のお気楽チームだと勘違いして「Yes」と即答してしまった。

そこから本番に間に合うように急ピッチで練習を積んでいく。出場決定後、初の周回練で1.5周で千切れたときはマジでやめようかと思ったが、一度決めたことは簡単にあきらめたくない。

9月に入ってZwiftではそこそこ走れるようになってきたのでそれを実走に落とし込むために外練を増やしたが、長谷山はようやく12分切りが出来た程度。月末の周回練で7周で千切れるレベル。

10月に入り本番まで1か月強。外練出来るときは外練で。長谷山はようやく11分ちょっとまで来た。ポール師匠練で完膚なきまでに打ちのめされたりしつつ、周回練では完走率も上がり状態が上向いてきたのを実感。

そしていよいよ11月。長谷山は自分的復活のベンチマークである10分台に到達。最後の周回練でも納得のいく走りが出来た。突貫工事でなんとか本番に間に合わせた。

メンタル的なものはどうかというと不思議と落ち着いていたが、その反面体調には色々と変化が。10月末から不眠・大量の発汗・悪寒・動悸・微熱、、、と安定せず。無意識のうちに追い込まれていたのか。栄養ドリンクや漢方など色々試したがまったく効果がなかったが、ダメ元で救心(キューシンキューシンッのやつ)飲んだらウソみたいに症状が消えた。ホンマかいな。

いよいよレース週。アルコールと夜のカフェインを断つ。練習は回復走のみで本番を迎えた。今思えばもう少し追い込んでおいても良かったかもしれない。

 

レース当日。5時間ほどよく寝て4時半に起床。体重63.7kg、体脂肪率8.9%、BMI20.3、安静時心拍49。出すもの出してすっきりとした気分で会場へ向かう。

7時からブリーフィング。チームメイトと出走順を再確認して2走が確定。同じく2走のポール師匠、マーくんと交代アタックポイントなど確認しつつ試走は2周。

レースがスタートして我がチームの先陣リョウくんは安定の走りで他のメンバーとともに完璧にオーダーをこなして2走陣に繋いでくれた。

いよいよ2走の出番。ピット作業もスムーズにコースに飛び出したが滅茶苦茶人が多くどこが先頭か分からず焦る。とにかく踏んでそれらしいところまでジャンプアップしたはいいが、最初から全開で心拍が爆上がりしたのと、ポール師匠とマーくんを置いてきてしまうという失態。

1周目終盤にポール師匠がマーくんとともに前に上がってきて声掛けしてくれたが、自分は呼吸が整わずかなり苦しい。この状態が3周ほど続いた。周りも心配していたようだが、当の本人も本気で千切れるかもと思っていた。

4周目くらいからようやく落ち着きを取り戻し周回を重ねていき、オーダーの時間になったのでチームメイトにピットに備えるよう声掛け。

いよいよピット周回に入ってチームメイト3人で前を固める。そういう意図はなかったが結果的にそうなった。ダンロップからだったかとにかくずっとポール師匠に牽いてもらっていたが、第2コーナー前の下りは6倍で踏んでも離される。このままだとピットアタックする余力がなくなるので声掛けして抑えてもらう。

ホームストレートに入り取り決め通りの位置からアタック開始。ポール師匠、マーくん、自分の順だったが、ピット入り口は大混雑。結局自分がピットインする隙間がなくはじかれてそのまま集団に戻ることに。

完全にやらかしてしまった。次走のオギノくんの顔が浮かんで申し訳なさでいっぱいになったが、とにかくどうにかするしかない。

一度出し切ってしまったので単独でピットアタックする余力がなく、無事集団に合流したタクマくん、ユウキくんと協調しようと思ったが、二人がめっちゃ速い。ダンロップからホームストレートまでにあれよあれよという間に集団を千切って小さな点になってしまった。

ホームストレートで悶々としていたら集団内から何人かがピットアタック開始。これ幸いとばかりに便乗して最後の力を振りしぼる。しかし再びのピット入り口大混雑。今回もギリギリではじかれてコーンに激突、その拍子でチェーンが落ちてしまった。またやらかしてしまったがとにかくなりふり構っていられない。そのまま自転車を押してなんとかリョウくんにタスキを渡した。

完全に自分がレースを壊してしまったが、オギノくんが全力で集団に復帰。ピットでは大いに盛り上がったが、オギノくんには無駄足を使わせてしまって申し訳なかった。

その後色々あってレースは途中で終了。

身内3チームのうち見事1チームが優勝。本当にすごい。自分の失敗もあって自チームの最終結果は12位だったが、ここまでの取組みや皆との練習、当日のピットの雰囲気などあらためて参加してよかったと思う。

チームメイト、周回練メンバー、その他サポートいただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

さて反省会。

率直な感想として、フィットネスレベルが完全に不足していた。間に合わせたつもりだったが、実のところそう思いたかっただけなのかもしれない。

⇧は自分の担当した周回のラップタイム(ほとんどポール師匠とマトのタイム)。集団内にいただけなのに他のメンバーに比べて明らかに苦しかった。

苦しかったからピットアタックにもキレがなく失敗したのだと冷静に思う。次回があるとすればもっと準備して臨まないと迷惑なだけだ。

 

今大会40代優勝者の周回数は31周。しかも最終盤まで先頭集団にいたっぽい。それに比べて2019年タナボタで自分が40代優勝した時の周回数は29周(しかも2時間半で集団から千切れてる)。同世代でもそこまで出来るんだと熱くなった。

今回はその2019年より1時間のAV、NPは絶対値でもPWRでも高かく、1時間全力で走ったのは間違いのない事実。よく考えたらこれ1時間全力走=ホンモノのFTP測定と言えるんじゃないか。

ということで適当に設定してたFTPを今回のAVパワーに正してこれからコツコツ練習していくことにします。