Mountain Endurance Life

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自転車でエンデュランスライフ

MTB SDA王滝100km 6時間切り(5時間57分29秒)

今日は今年前半最大のターゲットイベントSDA王滝100km。

目標は6時間切り。結果は目標達成の5時間57分29秒で総合50位、区分別18位ととりあえず満足のいく結果だった。

 

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MTB(Top Fuel 9.8 SL) , 95.53km , 5'57:06 , TSS:287.9 , 3,033KJ

 

自転車の選手、元選手、ショップスタッフなどのいずれでもない、フツーのホビーライダーである自分が「6時間切り」という目標のために立てたプランは、

 

・1週間前からの計画的なテーパリングで当日のTSBは5以上(今朝はTSB10)

・3時起床、3時30分松原スポーツ公園着

・4時半のバイク整列前段のバイクのポジション取り(整列前のコース外の場所取り)

・林道までになるべく前の位置まで上がる

・4時半のバイク整列後ダッシュでトイレ(トイレ渋滞の回避)

・レース中早めの水分摂取と補給

・周りのライダーは気にせず心拍は165前後をキープ

ペダリングについては踏まずに「回す」

 

ざっとこんな感じ。

 

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タイムプランは、

スタート~CP1 : 02:20

CP1~CP2 : 01:50

CP2~CP3 : 0:45

CP3~ゴール : 01:05

 

てな感じで結果は、

 

スタート~CP1 : 02:20 > 02:15 (-5min)

CP1~CP2 : 01:50 > 01:48 (-2min) 

CP2~CP3 : 0:45 > 0:48 (+3min)

CP3~ゴール : 01:05 > 1:06 (+1min)

 

で、辛うじて達成。

 

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<反省点と次回に活かす点>

・ハイドレーション

2014年に初めて参加して随分間隔が開いてしまって要領がよくわからなかった。給水についてはTop Fuelのフレーム特性上小ボトルしかセットできないので、迷った挙句ハイドレーションを選択。で、自分が用意したトレラン用のハイドレーションの使い勝手が悪くて、給水口を手でひねらないと水が出てこないので、走行中はほぼ飲めなかった。また、そのことに気付かずスタート時に給水口を開けたままにしてて水がダダ漏れ。おかげでスタート直後に立ち止まるなど時間ロス。(*事前チェックを怠った自分のミス)

次回の王滝ではハイドレーションは背負わない。上記のようなタイムスケジュールなら小ボトルを飲み干す前にエイドにたどり着いて給水が可能だし、実際周りを走ってたライダーはほぼボトルのみだった。 

 

《2018.5 追記》

その“次回”の王滝レポ ↓↓

mountainendurancelife.hatenablog.com

 

 

・補給

今回用意したのは、パワージェル梅味6個をジェルフラスコ2個に水と混ぜたものと、固形食としてコンビニで買ったエナジーバー1個をレース中に全部消費。これで足りたと思うし、スケジュール的にはこれ以上は摂取する余裕が無いと言うのが今回の感想。

 

・タイヤ選択

今回はBontragerのXR1で走った。同メーカーで一番ノブが低いタイプだと思う。登りについては特に滑るとかはなかったけど、下りではもう少しサイドノブが高い方がグリップに安心感を得られると思う。実際下りでは横滑りしまくりだった。まぁ、下りのテク不足ってこともあるけど。

 

・バイク整列でのポイント

3時半に整列前整列に行ったとき、控えめな性格が災いしてか若干後ろ目に陣取ってしまった。明るくなってから周辺のバイクに付いてる目標タイムをチラ見すると7時間目標ってのが多かった。これはヤバいと思って、林道に入る前に結構無理して前に行ったけど、結果としてCP1に着くころまでに集団は長くなった。それ以降はだいたい脚の揃った人ばかりになるので、無理に前に行かなくても良かったと思う。

 

・登りについて

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とにかくペダルを踏まないように気をつけた。無理せずケイデンスで登ることを意識して最後まで脚が残るように。下手に踏んでインターバルみたいになって脚が削られるのだけは避けたかった。結果として上手くいったと思うが、誤解を恐れず言うならばレース後の「疲労感」はあまりなかった。その証拠に約6時間も自転車に乗ってたのにTSSは287だし、NPは193W。上のGariminデータでもほとんどZ2~Z3のテンポ域で走ってたことがわかる。これは週末のチーム練習以下。チーム練習は局面でスプリントがあるので負荷がかかるからだと思う。今回は「6時間切り」ってのが第1目標なので、誰かと争うって訳ではなかった。次回以降、タイムと「順位」を意識すればこのケイデンスクルクル作戦では済まないと思う。そういう意味では、インターバルの強化は必須だと思う。

 

・下りについて

もう下手すぎる。登りで抜いても下りでバンバン抜かされる。下りってのはある程度センスだと思う。だからセンスのない部分を無理に強化するより、まだマシな登りを強化しようと強く思った。もっと登れるように。(*少し慣れて下りで調子に乗ってスピード出すと、要所でパンクをしてる方がいてそれで自制が働いたことは内緒のハナシ・・)

 

・バイクについて

今回初めてフルサスで王滝。前回HTで出た時は途中から腰が痛くなったが、今回は全く痛くならなかった。また下手くそな下りでも助けられたと思う。CP3の登りが終わった後のDHでは、体幹はよれるし、手首は限界だしでパンクを注意してのライン取りにまで気が回らなくなった。もうシッティングのまま「Top Fuel、俺はムリ。あとは任せた。」て感じ。まぁ期待に応えてくれたと思う。王滝はフルサスが有利かもしれない。

 

 

とまあいろいろ書いたけど、タイムを縮めるのにこれっていう決定打は無いように思う。ただ一つの道はフィットネスレベルを上げるってことだと思う。それ以外ない。秋の王滝にも出る予定なので、残りの3カ月強、地道にトレーニングを積むしかない。

とか言いながら、来週末は早速スズカ8時間エンデューロ春SP。エントリーは4時間ロード・チーム。実はロードのイベントは初めてで少し不安はあるけど、しっかり今日の疲労を抜きつつ週末に合わせて上げていこう。