シクロクロス - 関西CX UCI 琵琶湖GP CM1 23位/41人 54% 7pt

11/21

関西シクロクロス UCI琵琶湖グランプリでM1デビューしてきた。

準備

今回のコースが富田林やおおが城山と違ってキャンバーだらけなので、よりグリップを得ようとタイヤをSERAC EDGEからSERACに交換。

機材

・BIKE : TREK Crockett 5 Disc 

・WHEEL : ALEXRIMS CXD4 

・TIRE : IRC SERAC CX F1.7b R1.7b

試走

走り出してすぐハンドルがお辞儀気味になっていることに気づく。先週のおおが城山依頼乗ってないから、レースの衝撃でそうなったのかも。一旦車に戻ってしゃくり気味のポジションに戻す。

いつも通り1周目はコースを確認しながらゆっくりと。2周目にややスピードを上げて走り、3周目で終了。

コース全体がボコボコの芝生で、これがかなり重くて脚が削られる。キャンバーはほぼ乗れたがレーススピードでとなると乗れるかは不明。あと最後の急登は3周とも途中で足つきしたので、本番でも乗れないだろうと覚悟する。

試走中にSHIMANOの横山選手が走っていたので後ろについて観察したかったが、速すぎてとてもじゃないけど無理だった。やはりプロは違うな。

レース

◆Crockett 5 Disc , 13.9km , '44 , hrTSS64

レース30分前に会場の外周道路でアップして心拍を160まで上げておく。ここでM1ではエリートコースを使用すると気づく。C1やCM1など最高カテゴリーは他カテゴリーと違って一番長いコースを使うことも知らずに普通のコースを試走してた。結構動揺。

M1昇格したてで最後尾スタートなので目標は20位くらいとして、僅かでもポイントを獲ることが出来ればいいかな、みたいな気楽な感じでスタート。

とはいえ最初のキャンバーまでに少しでも順位を上げておきたかったが、全く上げられずキャンバーに突入。

キャンバー上部が乗って行けるラインだったがあえて降車して下のラインをランで攻めたが、大して状況は変わらず最後尾のままここを越える。

しばらくはキャンバー区間が連続するので平坦で詰めてもキャンバーで渋滞の繰り返し。挙句たまに乗っていけても自分が転倒するなどして全く位置を上げられない。

そうこうしているうちに試走しなかったエリートコースに入る。ここのキャンバーの下りで転倒して左膝を強打。痛い。

下り切ったあとに現れた急登は下から押し歩き。これを5回も繰り返すのかと思い気分が萎える。

そんなことで全く位置を上げられないまま1周目終了。この辺でもしかすると1位にラップされるんじゃないかと焦りだす。

今までなら平坦区間で5人抜きとかできていたが今日はそう簡単には抜かせてくれない。当然なんだけど昇格してレースのレベルが上がっていると実感。それでも2周目以降少しずつ前に上がる。

このまま調子よく走りたかったが、またキャンバーで転倒。それも2回。最初の転倒で右臀部、2回目は肩から落ちて左上腕をそれぞれ強打。痛い。

せっかく前との距離を詰めても転倒で再び離される。自分の下手くそさに泣けてくるが仕方ない。その都度ダッシュして無駄足を使う。

確か3周目にも転倒したような気がしたが、それ以降はキャンバーをより慎重に走るように心がけて転倒することはなかった。最初からこうすればいいんだろうけど。

コース脇からゴンゾーさん、アタラシさん、フクダくん、フジワラさんが応援してくれたのが嬉しかった。とくにゴンゾーさんの「最後まで出し切れ！！」の一声で最終の5周目に入っても集中を切らさず走ることが出来た。

最後の急登を越えたところで目の前に2選手がいたが、ゴールまでにパスすることが出来ずフィニッシュ。M1デビュー戦を23位で終えた。

こんな感じで泥以外のほとんどの要素の入ったシクロクロスコースに打ちのめされた。現時点で全く足りてない能力の一つにキャンバーが加わった。どうやって練習すればいいのか（練習場所含め）さえ分からない。レースに出て経験積むしかないのか。